草食系サラリーマンが月１回、新しい女性とセックスし続けてきた方法（２）
■ 参加前の心構え
さて、無事に参加できたとしよう。異業種交流会は結局、知らないもの同士の大集団の飲み会でしかない。だから全体的におだやかで、わきあいあいな雰囲気に包まれている。クラブのように音楽がうるさくないのも、話しやすくて良い。また街コンのように男女が意識するような状況でもない。そんな場所で、だれもが「まさかセックス目当てなんてやつがいるワケがない」と思っている。そのせいで慣れてくるとブルーオーシャンにしか見えない。おまけにギャルや、オラ系のやつが全く来ないのも、元来おとなしい自分にはありがたい。「仕事なにやってるんですかー」「あー保育士なんですかー。えー○○さん、歳いくつなんですかーウソー見えなーい」みたいなヌルさがある。
それから前回「相方はいたほうがいいか?」ということを書き忘れていたが、基本いたほうがいいが、いなくても一向に構わない。むしろヘタなやつを達れてくるより、ソロの方が気楽だ。ヌルいと記したのは、なにも難易度だけではなく、ブレイヤーの遊び方（ルール）に寛容だということでもある。
はじめに言った通り、テクニックは必要ない。大学サークルの飲み会や、職場の飲み会のように、いつも通りで良い。もっとも人の質問に答えてるだけのような受け身な態度ではなく、あくまで能動的なコミュニケーションが出来ていることが前提条件だけど。逆にできない人は、そもそも異業種『交流』会には向いてない。
それと、これも前回も書いたが「即」（即日セックス）は狙わない方が良い。理由は２つ。異業種交流会にくる子は、ほんとうにルックスも考え方も普通の子ばかりで、クラブのように「お持ち帰りされてもいい」と考えるような女の子はいない。それから、次の異業種交流会に出席するための段取りも整えておきたいので、この場でのお遊びを控えておく方が良い。
では会場では、どんなことが目的なのか。以下の３つを念頭において行動していく。
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■ 会場での振る舞い方
基本は「女の子グループに特攻すること」になる。女の子は、２～４人程度の友達同士で固まっていることが多い。たとえ立食だろうが、座席に座っていようが、移動は頻繋にしていくことになる。最初は移動せず、３０分ぐらい会話。そのあと自然なタイミングで、フェードアウトして（抜けて）、別の女子グループに特攻していく。
特攻していく際の声かけは「すみません」か「俺も入れてもらっていい?」でいい。ソロなら「寂しいから相手してよ」と自嘲ネタも。知らない人と話すのが目的の飲み会で、否定されるわけがない。その際、男がいようと気にする必要はない。気さくに「こんにちは～」っていう雰囲気。
入るより抜ける方が若干、難しいが、この「自然なタイミング」は、わりとコツをつかめば簡単だ。だいたい会話が途切れて、女子同士で会話が弾んできたり、他の男子が熱っぼく語っている最中に、スッと抜ける感じは、カラオケで熱唱している横で電モクを読みふけるかのように自然に慣れる。
だいたい、１グループにつき１５～２０分ぐらい話して、ふとしたタイミングをつかんで抜ける。その繰り返しだ。会話がつまらなかったら、すぐ抜ける。最終的には、３０人規模ぐらいまでなら「全員と話すこと」が目標。
（え？ 多いな。それって大変じゃないか？）と不安がる人がいるかもしれないが、３人グループの女子と男子が計６人で会話しているなかに特攻していくとしたら、たった５回と考えると、さほどでもない。しかも、つまらなかったり、自分が周囲に刺さってないと感じたら、すぐ抜けても良いという条件つきで。
もし自分を中心に会話が盛り上がりすぎて、立ちがりにくい時は「ごめん。ちょっとトイレ」といってトイレに行くふりをすれば問題ない。
■ 会場での話し方
女の子と一体どんなことを話すのか。これも特段、変わったことはない。「今日は何人で来たの？」とか「仕事は何してる？」とか趣味を聞いたり、そのなかから共通点を見出したり、イジったり、会話を盛リ上げていく点は、合コンと変わらない。ただ、どんな相手をセックス対象と見極めていくぺきかは、とても重要だと思う。
そういう「見極め」の質問は、色々あるんだけど、たとえば「今日、誰の繋がりで来たの?」という反応については、説明しやすい。
もし、その「誰」が「幹事」本人、ないしは「幹事の親友」なら絶対セックスは狙わないほうがいい。これにも理由は２つある。ひとつは「幹事の周囲の人間に手を出すと、もめ事になりやすい」ということ。もうひとつは、幹事と仲が良く、イベントに良く出席している子のなかには、人間関係を大切にしている子が多く、それゆえ義理で参加している可能性が高い。そういう子はー見、軽いノリだが、実はとても律儀で身持ちが堅い。つまり、地雷だ。
逆に、狙いやすいのは「幹事さんのことは良く知らないけど、○○ちゃん（友達）に誘われて、なんとなく」っていう子だ。この「なんとなく」っていう自分の意志のなさが即系の香りを、なんとなく感じさせるんだけど、要はヒマな子なので、アポも取り付けやすい。だいたい、そういう子には「そうなんだ。僕も、なんとなく来たんだよ。だから僕たち、今日、来なかったら、ー生会えなかったかもね」と運命っぽく会話を繋いでいくパターンが多い。
あとは一通り会話して、去り際、番ゲを狙う。番ゲのノウハウは、すでに持っている人は、それを使えば全然いいと思う。
「社会人になるとさ。学生の頃と違って、なかなか友達って出来ないんだよね。仕事は仕事だし、プライベートを信頼しあえるみたいな、そういう話ができる友達を増やしたいんだ」というのが、いつもの僕の前口上。または「（その子の職業）に興味あるんだよ。今度ぜひ聞かせて」という、この場らしいもの。そのどちらか。
ただ、上の例に挙げた自分の意志のない子と、会話を盛りあげるなどして、ちゃんと手順を踏んでいたら「今度、また遊ぽうよ。連絡するからさ」のー言だけで余裕で番ゲできる。この「ターゲット」は２～３人は欲しい。もちろん「普通に付き合いたい」好みの女性がいたら、男としては頑張りたい。
また「気になる女の子がいるのに、ずっと他の集団で会話していて番号を聞きづらい」という状況の場合、「自分は今、これと同じようなイベントを企画してる。今度ぜひ来て欲しい。みんなに連絡するよ」という盛大なウソをついて、男女まとめてゲットする手もあるのだが、非常に荒い手口なので、あまり薦められない。そもそも和んでいない状態で、番号ゲットしているので返信がきにくい傾向にある（かわいい子なら、まず来ない）。どうにかして、あとで和む状況を作り、アフターフォローしたい。たとえば恥ずかしいぐらいコスい手だけど、トイレの出待ちを狙って「あ、そうだ。聞きたいことあったんだ！」と思いつきを装い、会話を始めるとか。なんかトイレネタ多いな。
■ その他
対女性のことばかり書いたが、それ以外の振る舞いについて。大切なのは「ちゃんと男性とも会話すること」だ。
女性が肉なら、男性は野菜だ。肉ばかりではなく、野菜も食ぺていく必要がある。ここでは、あなたは「誰とでも話す、明るい気さくな紳士」として、ふるまわなければならない。たとえ普段そうじゃなくても、（お酒のカを借りて）一時的に演技するわけだ。ただし、クラブで見かけるノリノリなやつは浮く。節度を守った、明るい社会人のノリを、まんべんなく、周囲に行き渡らせるようなイメージ。決して草食系とは悟られてはいけない。また、くれぐれも他の男性から「アイツ、女と話してばかりいて、ガッツいてんじゃねーぞ！」と思われてはいけない。
そして繰り返すが、コミュカの高い男性になると、前回も話した通り「別のイベント」を企画していることが多く、新たなマーケットが開拓できる期待もある。上にも書いた通り「幹事候補者を探すこと」もタスクのひとつなのだ。
それから開催中、数分でいいので、どこかのタイミングで、幹事とタイマンで話をしておきたい。「今日、呼んでくれてありがとう」といったお礼をしておくのは、とても大切なことだ。初めて会う人なら「今度、ぜひお会いしたい」とアポと番ゲも欠かさない。こういう人は、自分の（女の子）人脈を広げてくれる鉱山なのだ。もともと顔見知りなら「最近どう？」ぐらいは会話をしてもいい。
■ 終了後
会が終わった後は「二次会のお誘い」があるかもしれないが、断ろう。何度か参加したが、間違いなく飲み足りない男女のグダまきしかなく、コストの無駄遣いになる。それに「この時間だけ楽しかった」という凝縮さが「次」への繋がりになるんだと思う。
番ゲをした女性と幹事は、帰りの電車のなかでメールを作る。夜が遅かったら翌朝に回して、それまでに。
ファーストメールは速度が重要なので、内容はどうでもいい。ただ、他のブログでも多く書かれるように「自分だとわからせる特徴」「話した会話の内容」は、ちょっと書いておくこと。
