タイガーナンパーカット

ナンパ、出会い、恋愛、性的嗜好。menonsoup@gmail.com

「普通の男」の方がタチが悪い

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 千葉に「ちばから」という有名ラーメン屋があるんだけど、どういうわけかそれを猛烈に食べたいという願望が、東宝の旧ロゴマークの波のように押し寄せてきたのが、その日の朝のことだった。ので、店の近くに住んでいる大学時代の友人を呼んだ。ちばからは駅から非常に離れているので車がないと結構しんどい。彼は地元ファンなので快く了承し、愛車のマークXで駆けつけてくれた。関係ないけど、このマークXってセンスが、もう千葉人だなって思う。もちろんホイールは純正じゃない。

 彼と会うのは結婚式以来で、そのときは銀行の職員だった。奥さんは同じ職場の窓口担当。

 なんでもないようなことが幸せだったと思うパターンのやつ。爆発しろ。

「まだ遊んでんの?」

「……まだです」

 これだけで通じる仲。まあもうアラフォー間近なので言われても仕方ないわけです。

「まだやめてないの?」

「やめないよ」カズかよ。  

 

やめないよ (新潮新書)

やめないよ (新潮新書)

 

 

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 そんなわけで約2年ぶりの再訪と味を楽しんだ。ここはラーメンブログじゃないから味に関する描写は割愛しとくな。ただ、もう年々こういうのがキツくなってきてるから歳なんだなー、と痛感した。地元ファンと認識されると拳大のチャーシューがサービスされるのも、さらに現実を感じさせる。でも、なんだかんだ、また行っちゃうかもしれない。まだ若いって思いたい確認。じ一さんがハッスルして足の骨とか折っちゃうニュースとか全然、笑えないんだよ。マシマシで胃腸炎をこじらせたこともあるしな。


 次の予定まで時間があったし、腹もパンパンで歩けないので、彼の行きつけの浴場施設にでも寄ろうということになったものの、いざ入ろうとしたところで「暴力団ふうの方は入場をお断りしております」という但し書きを見て、躊躇してしまった。一応、僕は暴力団ではないが「暴力団ふうか?」と言われると。ちょっと判断に迷ってしまう。なるほど日頃、僕の身体から湧き出る「ワル」のオーラは暴力団と誤解されてしまう可能性も充分ある。友人に相談したところ「暴力団はサイクリングジャージを着ないだろう」というので安心して、のれんをくぐることにした。

 

「俺さぁ。今度、別れそうなんだよね」

 湯船に浸かりながら、突然、彼が告白する。昼間で、客がいなかったせいもあるだろう。

「え? 嘘でしょ。あんな可愛い奥さんとn「いや。別の子」

 別の? ……ああ『そういうこと』か。お察ししちゃう。だって男の子だもん。

 

 簡単な説明。結婚したのは彼が27歳、奥さん24歳。子どもが2人生まれる。奥さんは育児に夢中で、セックスレス到来。30代前半、千葉の野生児は我慢できない。そんな矢先、前の職場の21歳ギャル(黒木メイサ成分含有率40%)と仲良くなって、なるようになってしまった2年間でした、ということです。ついでに「ミキ(奥さん)よりセックスの相性が良くて離れられなかった」とオマケまでついてきた。 

 要するに、こういうブログに良くある話だ。

 その後「結婚してくれなきゃ別れる」でコジれる展開も含めてな。

 

「子どももいるのに別れるのムリじゃん。終わりじゃん」

「…終わりだねぇ」

 なぜ銭湯で友人の不倫を聞かなければならないんだ、と思いながら、僕は頷く。

「どうすればいい?」

「うーん、どうしたいの?」(NP流ミラー返し)

「(長いので意訳:離婚しないで、どうにかしてゴマかし続けて、あいつとヤリたい)」

 みなさん、こいつクズです。

「まだ21歳なんだから、もう別れてあげたら? さっさと諦めて別のオンナ見つければいいじゃん」

「おまえはやれるやつだから、そういうこと言うんだろ? 俺は普通だからさ。気に入った女を、また探すなんて簡単にできないんだよ」

 話を聞いてたら、のぼせてきた。

「……ふつうって大変なんだね」

 41度の湯船のなかで言えたのは、それだけ。

 

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 夜はアポ。ブライダル・プランナー(26)。経験上この職業って、ちょっとおいしいイメージ。土日祝日も関係なく仕事をしてて、出会いに飢えてる。しかも業務内容は、カップルの祝福係で、つまり幸せをあてられまくる。あと土地柄によっても違うけど顔は比較的、整っているのが多いかな。まぁこの辺は一概に言えないんだけど。

「こんばんは。遅れちゃってごめんなさい」

 でも今日のは一概に言えたやつ。

 後から聞いた話、10代の終わりごろまで芸能界にいて、アイドルユニットとしてデビューする前に辞めたそうだ。っていうか今冬、一番かわいい。 

 

 気に入った女を、また探すなんて簡単にできないって昼間、言われたけど(正直こっちは別に探してないんだよ)っていうのは、風呂上り、頭が冷静になってから思ったことだった。

 僕は、ただ自分の範囲内で抱ける女を抱きにいってるだけだった。

 けれども続けていくと、いろいろ場馴れしてくるから、その範囲がちょっとずつ広がっていく。そうして広がった範囲は、次第に、好みの女の子も、自分の射程圏内に(たまに)ひっかかってくれるようになる。

 うまくなるとか、よくわかんないけど、最近そういう傾向のことを良く実感します。

 

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「わたし、彼氏以外の人とエッチしたの、はじめて」

 ついでに言うと、この日もそう。

「どんな感じ?」

「……ふしぎな感じ」

 そうですか。僕の場合、週1ぐらい、ふしぎ遊戯です。

「ねえ明日、休みって言ってたじゃん。さっき言ってた水族館デートしようよ」

 この子は先述した通り、当方の非常に好みだったので、キープを目論みました。

「明日は休みだけど、施設に行くからダメ」

「施設? なんの施設?」

「んー」この沢城みゆき似の声で、裸の胸を丸出しで煙草に火をつける仕草とかたまりませんね。「育児施設」

「え?なにそれ?」

「子どもに会いにいくの。わたしの」

 はい?

「アナタ結婚シテタノ?」

「してない。未婚」

「どうして一緒に暮らしてないの?」

「んー」

 煙草ひといき、フー。

「障害児だったから。わたし当時、大学生だったから、引き取れなかった」

 

 簡単な説明パート2。 10代の頃、アイドル諦めて、大学に通いました。同じ大学生の彼氏と同棲を始めました。妊娠しました。産まれたら障害児だということが解りました。男は逃げました。途方にくれました。施設に預けることにしました。毎月、金を払う。「ママ」のことはわかる。今は4歳。可愛いけど、スマホのムービーを見たら、明らかに発達障害だとわかる感じ。ヨダレを出して、やたら言語外の大声をあげながら、誕生日のロウソクを吹き消す姿。ムービー停止。

 

「まあ、ママらしいことは、あんまりしてないしね」

「黙ってたのは言いづらかったから?」

「ううん」首を振る。「だって育ててない子どもなんて実感ないから、私にとっては言うほどのことじゃない。かわいいけどさ」

 煙草ひといき、フー。

「それにしたって男、ひどいよね。逃げちゃったってムカつかない?」

「仕方ないよ。彼、ふつうの大学生だったから」

 聞いてるうち、よくわからなくなってきたので、とりあえず流して「ねぇねぇ」で首筋に唇を重ねて早々、2回目をすることにした。

 こういう話題、つくづく向いてない。  

 

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「ふつう」ってなんだろうね。

 言葉遊びをしたいわけじゃないんだけど、たまに落とし穴にハマるのです。


 男性は、ひとりの女性を真摯に愛して、結婚して、仕事を頑張って、やがて子どもを授かって、育児に協力して、家庭を守ろうとする。そんな男のライフプランのデファクト・スタンダードに対して喧嘩を売るほど僕ももう若くはないんだけど、反面、こと性の分野においては、ときどき「個人の歪み」みたいなものがあることに直面して、きっと、みんな、そういうのを受け入れていかなくちゃ仕方ないんだよなってことを思う。

 

 たとえば僕の友達の話でいえば「不倫するな」と正論で殴るのは簡単だけど、それをしたくない。自身、歪みの中心にいる側の人間だからだ。

 

 けれども、たとえ友達でも、あいつの歪みを肯定したくない思いがあって、それについて、ずっと考えてる。

 

 彼の不倫の経緯について、わからないでもなかった。学校でもマジメなやつだった。女の子の経験も片手で足りるはずだ。そうして地元に帰り、若いうちに結婚した。2人、子どもを産んで、育児に夢中の奥さんがセックスに対して拒否感を示すようになった。そんななか若い女と仲良くなって、2年もの間、関係を続けてしまった。

 正直、不倫とか浮気自体はどうでもいいことだと思っている。お互いが知って、望んでやったことだから。


 だけど長くなってくると、女が未来を求めはじめるのは当たり前なんだよね。我々の言葉でいえば、こういう重くなってきた女は「地雷化」とか言ったりして、本命がいる場合は、得てしてトラブルの原因になりやすいので、そうなる前に切ったり、あらかじめ対抗策を心得てるんだけど、遊び慣れてない男は真剣に女を口説いて落としてから、本命(奥さん)と並行活動したりするので、こんなふうに当然、地雷化してしまい、別れるときコジれる。

「地雷化」する契機は、いろいろあるんだけど、たとえば性や恋愛にウブな女の子はセックスしたら相手のことを好きになりやすいので比較的、要素は秘めていると言える。


 それで言うと黒木メイサ(不倫相手)の場合、僕の友達との未来を夢見て、ずっと一緒にいるのに、その度、はぐらかされ続けるという、この先の時間は。とっても不安だろうなと僕は察することができて、そんな状態にさせる友達の真意は「カラダの相性が良かった」「別のを簡単に見つけることができない」というのは、全部おまえの勝手じゃん、と思う。

 女遊びをするのは、こっちも散々言えっこないんだけど、そのなかでも自分の都合を優先させて、相手の心を不安定にしてでも繋ぎ留め続ける行為は、どうにもルール違反というか、スマートな行為じゃないんだよな。


 遊び人って、ぶっちゃけ次もいるし、いなくても、また探せばいいと考えるから、この子とは、もう無理なんだなと察すると簡単に身を引く。それはそれで代替可能に基づくデジタルな考え故なんだけど、少なくとも女の子は病まずに解放される。加えて、たいていは「遊んでるふう」を常日頃から出しているから、相手である女の子の方も最中、あらかじめ理解というか覚悟してたりして、いざというときのダメージは然程なかったりする。

 もっともダメージ云々は僕も過去の相手を見てきた限りで、本当のところ、わからなかったりするけど。


 それと比べて「ふつうの男」は、奥さんとは別の繋がりを得たパートナーを重要視してしまい、なかなか離すことができない。ライナスの毛布のように執着しておきながら、しかし相手の未来は保障しない。

 彼女たちの心を、先も後もない世界に閉じ込めてしまう。

 僕からすれば、そういう男は、チャラ男より全然タチが悪い気がする。

 2番目の男に関しては最早、言うまでもない。まぁあの話を聞いていて気になる現実問題は色々あったんだけど、これ以上、つまらない過去を詮索したくはないんだ。彼女が、昔のことを整理できていて、いま僕がちょっかいを出すことについて「それ」は直接の障害じゃない。

 僕は、ただのプレイヤーだから、それだけの理解でいい。

 

 念のために言っておくと、これは決して「俺たちの方がマシだ」という話をしたいわけじゃない。

 むしろ性に潔癖な人から見れば、僕らも、彼らも、どっちの男も総じて似た汚物にしか見えないっていう感想を、きっと持つんじゃないかな?

 OK。間違ってないよ。

 だけど、ひとつだけ。僕はヤリたい男だけど、自分のヤリたさで女を不幸にさせる気はないんだ。狙うところは「最近、彼氏もいないし、この人、面白いから一回ぐらいはエッチしてもいいかなー」ぐらいのポジションだから。実際それで、ささやかな実績は出てるし、何人かの女の子は、僕のそういう「歪み」を理解しつつも時々、遊んでくれてる。エッチはあったり、なかったり、要するに友達になってる。この前は、なぜか婚約パーティーにも行った。旦那は見事なハゲだったんで、さんざん笑って帰ってやった。来週その子とダーツに行く予定。でも、もう、させてもらえないだろうな。ちょっと残念。

 

 こういった関係が果たしてハッピーになれるかっていうと、まぁそうなれるように毎度ふるまってる、としか言いようがない。もちろん、ならないこともある。だけど、いつも下心を抱えてるせいか、僕との出会いが、相手の子にとって、自分の下心以上の価値を与えられたらいいんだけどな、なんて、つい心の片隅で考えたりする。知ってた? ギブ&テイクは、いつも「ギブ」から始まるってこと。もっとも、これは理想論だけど。

 

 結局、自分と仲良くなった女の子を、どう扱うかは男次第なんだけど、それは一見した真面目さや、チャラさとは決して関係ない気がするんだよな。

 このへん上手く言い表せる言葉を、ずっと探していたんだけど思いつかなかった。なんだろう?

 

 


Pink Lady S.O.S

女をディスらずに、マウントする技術

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 今回のエントリーは、前回の続きからで、実は分けた。前回とは、つまり「恋愛工学」を使って、女の子を無意味にディスる輩が多くなってきた、という最近の感想を書いたもので、わざわざ「恋愛工学」とカッコでくくっているのは、本当の恋愛工学では、どう書かれているか知らないからで、別のものとして、あえて分けてる。よく知らないものは叩けない。だから本当の恋愛工学を否定するつもりはないけど、なんか「恋愛工学」ってやつを使って、徒に女の子を傷つけてる輩は実在していて、連中については躊躇なく否定する、というのが僕の立場である。

 

 それで、これは単なるマイルールなんだけど、文章において何かを否定するとき、自分は必ず代替案っていうか「こうすればいいのでは?」「こっちの方法のほうが良い」というところまで書かなければならないと思ってる。否定というのは本来そういうもので、自らも否定されるリスクに哂されなければ、少なくとも僕が公開した嫌悪感というものは公平ではない。

 だから今回も「ディスらずに女の子から主導権を取れる方法」について書く。

 

 あいもかわらず書いているうち約7500字という、ラーメンニ郎ばりの量と共に(うちでは平常営業です)、なんとなく自分のなかの着地点を見つけることができた。はじめに言っておくと、これは評論でも、ノウハウでも、テクニックでもなくて、ふだん自分の考えてることや、上手な「同類」たちの女の子と話してる姿を見たことを、カテゴリ別に整理してみたという感じで、ジャンル的には感想に近い。そんなスタンスだから世間の女口説き超人からの美学に基づいた批判があっても気にしないことにするし、むしろ、これが挑発になって正しいマウントの取り方を彼らが発表してくれるのを望む。僕は他力本願寺なんだ。

 

■ 笑わせる

  笑わせるのは、もっとも低リスクに主導権を取れる方法と言っていいと思う。要するに面白いことをバンバン言って、相手から(もっと聞いていたい)とか(こんな面白い人と離れるのはもったいない)と思わせることができれば成功というわけだ。世のふざけナンパは頭のおかしい行為をやることで、それで笑っちゃうようなファンキーな女を釣るという、オープンと(頭のカタい女などの)スクリーニングを同時にやるという、昔から、わりと理にかなった方法でもある。

 ただ今回のように「主導権を取る」という目的で、普通の女の子を相手の笑わせようとする場合、自分の格を落とすようなネタは極力、控えたほうが良いような気がする。「ギャグ」よりは「ジョーク」の方が好まれる。こちらの目的は芸人になることではないので「面白いな」とか「ちょっと変な人だな」ぐらいが有効であっても「バカだな」と見下されたら終わるわけだ。たまに、そこまでやっても女の子とヨロシクできちゃうやつがいて、一体どうなってるのか自分には全くわからない。たぶん本人のキャラクターだろう。

 

■ 早口でまくしたてる

  単純に手数で押し切るという、火力に頼った方法。要するに会話の占有率を上げれば、主導権なんか確実に取れるという。「早さ」とか「ノリ」というのは相手の思考速度を上回れば、相手の思考を奪って、押し切れるという効果がある。いわゆる、これが「強引さ」と呼ばれるものだ。

 マネするだけなら試みたことは何度もあるんだけど、どうにも合わないので僕はやめた。なぜかっていうとバイタリティの消費量が単純に激しい。あと話す内容っていうか、テキトー言い続けるだけなら誰でもできるんだけど、相手への有効打を放つトークをするには、地の頭の速さとか、経験値とか、そういうのが重要になる。最終的には押すだけじゃなくて、女の気持ちをノセる必要があるからね。

 要は、基本的なナンパ術だったり、女の口説き方を抑えている人が「早送り」で行う感じでやるイメージが理想で、ベースのない人がやっても意味がない。たとえて言うならマシンガンを撃ったところで、実銃は反動がすごくて照準がブレるから、相手に当てられないのと同じで、そういった意味では、本人の資質もさることながら、中級者以降が装備できるイメージがある。

 

■ ほめる

 恋愛工学のなかでは「ブスをおだてて、美人を下げろ」ということがよく書かれている。件の「ディスる」というやつだ。美人は、よく男からテヤホヤされている。だから敢えて雑に扱ったりすることで、競合メンスとの差別化を図ろう、というのが概ねの内容で、藤沢数希は「S級女子と戦うためには不可欠な技術」とメルマガに書いてる。しかし、それが工学生にきちんと伝わったかというと既に書いた通り、ちょっと疑わしい。この辺はメルマガという「通信教育」の限界なのだろう。

 僕は藤沢数希のようにS級美人を抱いてきたと豪語できるほどじゃないけど(正直それについて僕は懐疑的だ)、美人に「おだて」が有効じゃない、というのは、そうではない、ということは豪語したい。なぜかというと 「ディスる技術」と同様に「ほめる技術」もまた存在すると思うからだ。

 

 どの人間関係においてもそうだけど一旦、好感度を落とすと回復させるのは非常にしんどい。ナンパのような短期の間柄では、ほぼ即死とすら言っていい。だから技としての信頼性を考えるなら「ディスる技術」より「褒める技術」を学んだ方が良いような気がする。 

 僕が個人的に意識しているのは「あまり他人が言わないほめ方をする」ということだ。たとえば「おまえ結構、肌が良くて色白だよな。東北生まれかと思ってたわ」とか「まあ顔、整ってるもんな」ぐらいのことをサラッと言う。「かわいい」などと、ありきたりの言葉を絶対に使ってはいけない。自然に、できれば言われたことのない表現を使う。つい最近「かわいすぎてムカつく」のトリケラスクリプトが流行ったのも、かわいい女の子が「それまで言われたことのない褒められ方」をされたからウケたわけだ。もし言われた方が嬉しくなったなら、言ってくれた男のことは一瞬、特別なメモリ空間に配置される。しかし、それは決してチャラめの態度で言ってはいけない。褒めようとしたんじゃなくて、見たまんま言っただけって態度を崩さない。「ありがとう」ではなく「そんなふうに言われたのはじめて」と返ってくることを目指す。冬の、新雪を踏むような感覚。

 もちろん、それでも「あ、はい」で流される可能性はある。それならそれでいい。そもそも、これは主導権を取れるという確実な手段でもない。好感度を上げる1カードに過ぎない。大事なのはディスのような無駄なリスクを発生させないことにある。

 褒めるのが何故、マウントが取れないと思われるか、というと一見、媚びた装いを持たせる行為だからだ。ならば媚びてないニュアンスで伝えればいい、というのが僕の考え方だ。このへん以前Yさんがブログにも書いてたんだけど*1、やっぱり褒めるのも一種の技術だなと感じる。僕も勉強中だから決定稿とかないんだけど、多分このあたりの良い褒め方というのを磨けば、美人に効かないということはないと思っている。

 

■ 相手のことを言い当てる

「きみって普段は○○でしょう」系のことを当てていくと「そうなの。なんでわかるの!?」でマウントを取れる方法がある。「占い師」攻撃です。

 占い師が人気たりえるのは「私のことをわかってほしい」というのと「わかってくれる人に(この先の未来を)いざなってほしい」という心理的な預け効果があるんじゃないかと思います。席についた時点でマウントを取れてるわけですよね。なにせ、あの人ら普段「先生」って言われてるからな。

 言い当てるには、たくさんの女の子(年齢・職業の傾向をつかむ)とアポったりして、それまでの経験値が蓄積されていると精度は増すわけだが、別になければマクロ視点でつかんでいけばいい。たとえば「きみって普段は明るいけど、本当は人見知りでしょう?」というと、ほとんどの女の子はうなずく。これはまだ弱い。

 しかし、彼女らのなかでも特有の傾向を言い当てていくと、さらにレベルは上がる。看護師相手に「職場は、おじいちゃんとか、結婚してる医者しかいないし、夜勤とかもあると、もう普段、若い男と出会いなんてないでしょう」まで言えると、彼女らのなかで「理解者ポジション」のランクが上がっていくわけだ。

 そうやって相手の生活や生格を掌握してる(ふりをする)と、マウントは取れる。

  ただ、こればっかりやりすぎると「怖い」ってなる子もいるし「占い師か!」とツッコまれるので(実際これは占い師の常套手段であるコールドリーディングである)時折、笑いを織り交ぜていくのがコツじゃないだろうか。リーディングをしてると悟らせず、実はしてるよ、って具合が良いのかなと。

 

■ 相手の知らない、自分の得意分野の話をする

 女口説きは、よく「自分の世界に巻き込む」「自分のペースに相手を乗せる」ということが重要だとされている。なるほど、自分の世界、よくわからん。そもそも自分の世界ってなんだ? 俺は一体なにを持ってるんだ? と途方に暮れていた初心者時代、女の子と話すときは恋愛関係の話ばかりしていた。セックスにストーリーを繋げていくには、それが一番、近道だと信じていたからだ。


 でも、さすがに何年か続けていくと女の恋愛話なんか飽きてくるわけです。やれ浮気されたとか、ひどい男がいたとか、イケメンは嫌いとか、内面の素敵な人がいいとか、そういう好き勝手な男論を聞かされるのが面倒になってくるわけです。


 で、ある日、吹っ切れて、次からラーメンの話しかしないことにした。いかに僕がラーメンという麺類を愛しているか、きみの最寄駅にある○○という店はボロいが、塩ラーメンが一級品なのに、僕のようなラオタにしか愛されてないということ。え?行ったことがない?(ため息)ありえない。近所に住んでるのに、あの毎朝おっさんが竹筒を使って仕込んだ自家製の細ストレート麺の艶やかさを知らないの? あれは機械じゃ出せない味だよ。とか、そういうことを熱っぽく話すと気付いたんです。

 こっちの方がウケてる、ということに。

 もちろんラーメンの話だけじゃなく、僕には得意な領域がいくつかあるんだけど、女の子の過去のこじれた恋愛話なんか聞くより、自分の好きな分野にもってった方が楽しませられるんですよ。「コミュニケーションは、まず相手との共通点を見つけましょう」とか言うけど、それは相手と話題の共通点を探しましょうって意味じゃない。「楽しい」とか「面白い」とか、プラス感情の共有ポイントを探せって意味なんだ。それには、まず自分の好きなことをぶつけてみるのも手なんじゃないでしょうか。自分の楽しいエネルギーを伝播させるイメージ。そして、その領域は、それまで相手の知らなかった世界で、魅力的に語れれば尚いい。

 

 まだ、これだけでは話は半分。

 

 自分の話だけじゃなくて「君の趣味は?」というバトンを渡す。自分の「楽しい」を伝えて、今度は相手も「楽しい」を教えてほしいと思う。「楽しい」のハッピーセットを作ろう。要するに、良いコミュニケーションをして、居心地の良い空間を作ることを心がければ、ノリを作った自分に相手は自然と寄り添ってくれるはずだ。

 

■ 自分に関する情報公開を制限する

  わりと個人的には難しいと思うんだけど、これについても一応、触れておく。相手の関心を寄せるために、あえて個人情報を極力、開示しないという方法もある。ちなみに説明が面倒なので一番ながい。

 たとえば「仕事なにやってるの?」と訊かれたときに、普通の男は大抵こう答える。

 

「普段はメーカーの営業をしてるよ。田町駅から歩いて15分ぐらいのところにあるんだけど、いつもは外回りで会社にはいないんだ。そっちは何してるの?」

 

 どうですか? おそろしく、つまんないでしょう。あ、そうメーカーの営業なんだ。ふーん。

 これで女の子から映った、あなたは「ただのメーカーの営業マン」になります。おめでとう。

 ただでさえ、そんな面白くないのに、田町駅から何分歩くとか、外回りしてるとか、どうでもいい情報を後から足されてくると、マジメそうだけど退屈の加速度もハンパないでしょう?さらに言うと、この粒度で自分の説明をすると、相手も「私は、ただの事務だよ」とか、同じ粒度を返してくるんです。こうなるとコミュニケーションは死んでいく。

 まあ面白い、面白くない、ということが直接の焦点ではない。

 問題は「わかってしまうとつまらない」ということについてだ。

 

 たとえばプラモデルなんかは「作ってる最中が一番、面白い」ということがある。なぜかというと最終形は、スポーツカーだと解っていても、いま自分がニッパーで切ったパーツが、車のどこの部位なのか、どう繋がっていくかが初めのうちは解らない。でもマニュアルを見ながら作っているうちに「あー、このパーツってこういう風にくっつくのかー」ということがわかってくる。完成する。できあがったスポーツカーのプラモデルは眺めるだけの存在になる。

 そうして、それに対する興味は、次第に失せていく。

 

 概ね言いたいのは、そういう感じのことだ。人間「知らない」「知りたい」が一番、気になる。

 カップルがマンネリ化するのも「もう相手を知ってる」からだ。

 だから自分に関する情報の公開範囲を意図的にコントロールする。はじめから自分の全てを明かさない。

 

 だからといって「なんでも隠せばいい」というわけじゃない。これで終わってしまうと「自分のプロフィールを隠せば、女とヤレる」という頭の悪い層が発生することは恋愛工学の段で学習済みだ。たとえば貴方が女性だったとする。顔は普通で、話が超つまらない男の、年齢や、仕事や、どこに住んでいるかを知りたいですか?

  すげーどうでもいいでしょう!!?

  だから「知りたい」という状態にさせるまで充分、女の子と仲良くなれる能力がないと、そもそも、これは効果が発生しない。「この人おもしろい/この人なんか居心地がいいな」→「でも、なんか良く解らない」→ 「気になる。知りたい」この階段を作る必要がある。①が無いと②が無い。②が無いと③が無い。そういう意味では結構、難しいなーって思う。

 あと普段、自己紹介トークというか「俺は○○です。きみはどう?」みたいな相手の自己開示とのキャッチボールで会話を繋ぐことに慣れてる人には、全く逆のアプローチで接することになるから余計、難しく感じてくる。そのうち相手のパーソナリティを必要とせず仲良くなる方法なんか、いくつもあることに気づくんだけど。

 

 これで、だいたいのところ書いた。

 読んだ人のなかには「これって一部マウントじゃなくて女の食いつき(好感度)上げる方法じゃないの?」と気づいた人もいると思うんだけど、それについては頷くしかないし、というか食いつきを上げるのこそマウントの取り方を、そもそも自分は知らないことに書いてるうちに気づいた。

 他の方法っていうのが「女をディスる」という方法ならば、すでに前回書いたけど、効果的に効かせるには結構、発動条件が多いんじゃないかと思ってるし、女の子を楽しい気持ちにさせて「この人と一緒にいたい」に思ってくれる方法について考える方が、よっぽど健康的だ。

 

 あと「こういえばいいです」という具体的なセリフみたいなのも、わざと書いてない。そういうクリティカルな内容を知りたがる類の男がいることも知ってるんだけど正直、そういうの、あんまり意味ないなって考えるようになってきた。


 なんでかって前回の藤沢数希の記事で、はっきりとわかってきたんだけど、世の中には、人が書いた「こうすれば女とヤレますよ」というマニュアルを読んだり、他人のルーティーンをパクって、切り貼りした言葉を言えば、女の子をお手軽に抱けるって考えてる連中が山程いるんだろうなっていうことだ。

 そういう人たちについては自分も昔そうだったから否定しない。

 僕も初めたての頃は、失敗するのが怖かったし、手がかりもなかったから「多くの人たちが実践で試して良かったから」とか「失敗する確率の低い方法」みたいなものを、どんな女の子もオープンする「魔法の言葉」みたいなものをインターネットで探してたことはあったよ。 

 書いてたら恥ずかしさのあまり死にたくなってきました。。。

 

 でも魔法なんかなかった。

 そんなもの原住民がテレビを見て「箱のなかに人が入ってる!」って驚くようなものだったんだ。

 今なら、それがわかる。

 

 だから一応「そうじゃなくなった」側の人間として偉そうなことを、ひとつ言わせてもらえば、ルーティーンとか恋愛工学とかを、そのまま鵜呑みにしないで「こういう方法があります」と書いてあったら「どうして、それが有効なのか」という根拠についても一度、考えてみておいたほうがいいんじゃないだろうか。

 わからないままマネすると、ただ口から発するだけだから結構、上滑りすることが多いのは、前回の恋愛工学もどきの更新で書いた通りだ。初対面の男が、まだ女の子と仲良くもなってないうちから、ディスりはじめて「俺はおまえのことわかってるよ」とか言い出すのは、本人からすれば「恋愛工学」なんだろうけど、女の子の目に映ってる、そいつは、ただのサイコ野郎なんですよ。

 でも、根拠とか体系みたいなのを理解できたとしたら、それをもとに今度は別の方法も編み出せるはずだから、そういった意味ではルーティーンはルーティーンじゃなくなっちゃうんだよね。

 そういうことが出来るぐらいまでは今回、文章に落としたと思ってるんだけど。

 

 で、どうやったら「わかるようになるか」っていうのは、頭でウンウンうなってても仕方がなくて、実際やってみるしかない。そして、ぶっちゃけていうと大体それはうまくいかない。ピアノの調律や、ギターのチューニングみたいに、ちょっとずつイジって、うまいこと自分がハマる位置みたいなのを探っていくしかない。それで無理なら、ギターはやめて、ベースをはじめるしかない。我ながら、なにが言いたいか良く解らなくなってきました(笑)つまり根本を見直す必要があるってことだ。件の「ディス」を馬鹿みたいに真面目にやって、滑らせてる連中は、果たしてそこまでやってるのかなと言えば、まあ切り貼りが流行っちゃってる時点で、お察しですよね。

 

 結局、男に「女の口説き方」みたいなのを一番おしえてくれるものって、巷にあふれるナンパマニュアルでも、凄腕のナンパ講師でも、まして「恋愛工学」でもなく。

 いま、目の前にいる女だよな。

「恋愛工学」の被害女性が増えてる

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  読んだ。 

r.gnavi.co.jp

  読んでいるうち、自分の知ってる現実とリンクしたので書く。

  まず恋愛工学について正直、良くわかってない、という自分の立場を明らかにしておく。一応、話題になっているので、いろいろWebの記事をナナメ読みしてみたり、書籍を読んだりしたものの、ついぞ興味が持てなかった。だが目的自体は、ふだんの僕とやってることと、さして変わりがなかったので「空手」と「柔道」みたいな流派の違いのようなものと捉えていて多分それは間違ってない。

 

 ただ体感として最近こんなふうに「恋愛工学」の被害女性が多くなってきてるんだろうな、と現場の人間として思うのは、たとえば先週、アポった女の子と、こんな話をしたことにつながる。

 

「先週、会った男の人は、すごいヘンな人だったの」
「どうヘンだったの?」
「なんか、私のやることなすこと、すべてに文句をつけてくるの」
「……文句ってなに?」
「なんか会った瞬間、『かわいすぎてイラつく』って言われてさ」
「イラつかれちゃったのか(笑)」
「やってる仕事の内容も『そんなつまらないことしてて満足なの?』とか言われたり、片っ端から私のやってることを否定するの」
「マジかーそれはイヤだなー」
「もう30分ぐらいで帰りたくなっちゃって、途中で急用って嘘ついて帰ったんだけど、そのあと私のことを、めちゃくちゃ言ってきたのに『次いつ会える?』とかLINEで訊いてくるんだよ?」
「意味がわからない」
「すぐブロックしちゃった」
「そりゃそうだ」

 

 こういった話を最近、両手で足りるか足りないかぐらいの人数から聞いた。

 彼女らのうちの何人に関しては、この後スタッフが美味しくいただいたわけだが、まぁこの話はいいか。

 

 このブログを読むような人なら察してるかもしれないが、上のURLも含めて、恋愛工学生による「ディス」なのは間違いない。念のため説明すると、恋愛工学では、ある一定以上のルックスの女の子に対して、ほめるのではなく、ディスる(けなす・否定する)ことにより、普段「かわいい」などと褒められ慣れてる女の子にとって、珍しい存在になって相手のなかで自分の価値を高めよう、という技術らしい(よくわからん)。

 けれどもURLでも、上の会話にもあるように、実際はディスって主導権を取ろうとするどころか、単に女の子の不快感を買うやつが横行する有様となっている。僕みたいな、のほほんと活動してるレベルで、わりと簡単に被害者に出くわしてるくらいだから実際かなり多いんじゃないだろうか。

 どう包んでも、しょうがないので、あえて下品な言葉を使う。「かわいい女の子はディスれば刺さる。あわよくばヤレる」というメソッドが一部の男たちのなかで、真剣に信じられており、それが実践されている。そういう現実がある。URL先にいたってはディスの後に「オレは、おまえのことをわかってるよ」と上から目線で言い放つという、わざわざ恋愛工学の取材中だとわかっててもやるあたり、律儀なのか、ワンチャンでライターを持って帰れると思ってるのか、いずれにせよ本業がコンサルタントにしては、ちょっと足りてない人だと思われる。

 

  もっとも、それは彼だけに言えることではなく教祖とも言うべき藤沢数希ですら、自分のメルマガの読者であると公言していた、うしじまいい肉に対して、メルマガに書いてあった、そのままの方法で彼女を口説いた話があるので*1、恋愛工学生たちには、共通して「相手の話を聞かない」という弱点があるのかもしれない。

 

 さて、どうして、こんなことが起こったかということを考えてみたい。彼らはバカのように見える。実際バカなんだろう。だが何故バカが急発生してしまったのか。
 昨今、PUAの台頭から、恋愛工学の流れにおいて「女を口説くには一定のメソッドがある」ということが広まりつつある。そのひとつとしてルーティーンとなる考えがはじまった。ルーティーンとは女の心をつかむ「グッド・フレーズ集」のように思われてる。僕は、それについて否定的な考えがあるんだけど本題じゃないので飛ばす。少なくとも、グッド・フレーズ集の切り貼りをすれば、恋愛工学に書いてある技をつかえば、具体的に「○○をいえば女は落ちる」みたいな考えをする連中が増えたのは事実だ。

 

 しかし、ものすごく、ものすご~く冷静に考えれば、女の子の言動を片っ端から否定すれば、女の子がムカつくのは間違いない、という、めちゃめちゃ当たり前のことにすら気づかない男が増えてる。ましてや、それでエッチまで出来ると思っちゃう男が増えてる。

 

 これは/マジで/やばい。

 

 そのうえで、あらためてディスについて、なるたけ丁寧に書く。

 

 多くのナンパ先人たちが語ってきたことを、僕もまた繰り返すけど、ディス(相手を否定する言葉)やネグ(からかい)などで相手のマウントをとるというのは正直できなくはない。

 が、上位の高等技術か、かなり限定された状況下でのみ許される方法であるように思う。


 そもそも、なぜ恋愛工学で推奨されているのか分からないし、実際、上のURLにあるような「彼」が、これほどなく鮮やかに失敗しているので、ますます意味不明になった。当たり前だけど、人は否定されると傷つく。なぜ否定されると、相手の食いつきが上がるのか、それを明確に理解してないから、こういう事になる。

 

 僕の考える限り、ディスやネグを使いたければ、相手とある程度、信頼関係が生まれてからにすべきだ。信頼というと、堅苦しい表現だけど、たとえば友達レベルに仲良くなって、軽口が叩けるぐらいになった時とかの段階ではない限りは、否定の類の言葉は届きにくいと思う。要は「イヤなこと言ってるけど、私のためを思って言ってくれてるんだ」って状況にしないとダメなんじゃないの? っていうね。

 だって、そんなこと言われるの普通イヤじゃん。親とか親友だって、しぶしぶ聞くぐらいの人が多いのに。

 そもそもプライドの高い子だと、こんなの逆効果になる。

 

 つまり、①信頼関係を作る ②プライドの高い女かどうかを見極める必要がある の両方が必要になるんだけど、①ができた時点で、別にわざわざ「ディス」という選択肢を選ぶ必要が正直あんまりない。仮に①のためにディスをするんであれば、かなり高リスクだと思うし、せっかく可愛い子なら、そんな序盤の時点で、いきなり賭けにでるのは結構もったいないことのような気がする。そもそも上の例でもあるように、彼らは①も②も出来てない。 女の子が見えてない。見えてないうちに言ってるから「なによ、こいつ!」になってるわけです。

 

 もちろん例外となる「THE ドエム」みたいな子も何故かいるんだけど。

 そういう子が可愛いかどうかと言うt……まぁこの話はいいか(2回目)。

 

 こういうのが何故はやってるかっていうと、教祖の存在も大きいんだろうけど、言うこと自体は簡単だからでしょうね。人を否定するのって簡単だからね。とにかく挙げ足をとればいい。「○○だからダメだ」のテンプレートにあてはめて発言するのは本当に簡単だ。いんたーねっとには、こういうひとが、たくさんいますね。

 

 僕にとっては、どっかの知らない男が失敗してること自体は一向に構わないんだけど、ヤリたいって理由だけで、いわれもない文句をつけられてる女の子が、こんなふうに最近、増えてる件については、ちょっと可哀相だよなーと思う。