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タイガーナンパーカット

ナンパ、出会い、恋愛、性的嗜好。menonsoup@gmail.com

交際前性交渉における健康的な男子の主張

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「付き合わないとセックスしません」と言う女の子は多い。当たり前のことだけど。

 類義語として挙げられるのは「だったら私を彼女にしてくれる?」、上級語として「私と結婚してくれる?」かな。こんな上級語つかってくる女なんているか? と思われるかもしれないけど、30歳を過ぎた女性になると、デート中に「次が最後の恋かなー」って布石を打たれている状態で「私と付き合って」という合わせ上級語もあるから、なかなか侮れない。

  こういう彼女たちに対して、ある種のナンパ師たちにとっては「彼女にしたくないけど、セックスだけはしたい」という男の身勝手な要求を、いかに通すか、というのが腕の見せ所になっているような気がする。また、ここで色を使う(例「君が好きだから抱きたい」)のは邪道だって言う人もいる。もっとも、こんなスタイル論など、女の子からしてみたら不快の対象でしかないってことは知ってる。

  ふだん僕たちは忘れがちだけど、ふつうの女性にとって、セックスって、とっても重要な「最後の奥義」みたいなところに存在しているんだろう。だから身体と引き換えに、それを約束する未来を求める。

 

 さて、それを踏まえた上で、今日は3人の(残念な)女性を紹介しよう。彼女たちに共通するのは、僕に「付き合わないとセックスしない」と一度は拒否してきた点で、しかし結局、セックスした子たちだ。「付き合いグダ」って僕は色を使わなくても比較的、簡単に攻略できる部類だと思ってるんだけど(とはいえムリな時もある)、今回そのことは本題ではないので飛ばす。こんなことがあった。なお、女の子の名前は仮名だ。

 

 まず、新横浜に住むエリの話をしよう。これが初めにはちょうどいい。

 エリは元アパレル店員で、すごくオシャレな子。ViVi系っていうの? 背が小さくて、ふわっとした巻き髪で、まぁ女性誌を切り抜いてきたような見た目。

 そして、ひとり暮らしをしている彼女の部屋でセックスすることになった。だが、アパートにある彼女の部屋のドアの直前で「部屋が散らかってて片付けたいから、ここで待ってて」と言われ、僕は待ちぼうけた。なにも変なことじゃない。よくある話だ。ただし、30分という長すぎる時間を除けば。

 さすがにシビレを切らしたので、ドアノブをひねると、簡単に開いたので先に進むと、そこはゴミ貯めかっていうぐらいの散らかった部屋だった。道なき道を進むと、CECIL McBEEやら、moussyとかの、ブランドの紙袋と、脱ぎ散らかされた服と、化粧品で、足の踏み場もないぐらいに、ゴチャゴチャになった中心のソファーに、エリが体育座りをしていた。

「なにしてるの? 部屋を片付けたんじゃなかったの? ……っていうか凄いねコレ」

 僕は(この惨状に引いている自分を隠しながら)笑顔で言った。

「えっとね…片付けようと思ったんだけど」

「思ったんだけど?」

「あまりにも凄くて」

「凄くて?」

「どうしようか迷ってたら」

「うん」

「わけがわからなくなって座ってた」

 なるほど。つまり、「……今まで何もしてなくて、ただ30分、呆然としてたって話?」

「……そう」

 僕は、女の子の部屋でセックスするのが好きだ。部屋って、その子の性格を表しているような気がする。そして僕は部屋を散らかす女の子は好きじゃない。その夜以来、エリとは二度と会っていない。

 

 次にナオコの話。この子は、ちょっと天然が入ってる。まだ僕が女の子遊びに慣れてなくて「終電を逃させる」という古典を使った。ホテルに入って、風呂のお湯を張って、交互に入った。

 それからセックス中、恥ずかしがりながらナオコは、クンニを要求してきたので、そのオーダーに応えたのだが、おまんまんがどうにも尿臭い。あまりにも尿臭い。マン臭事変だった。

 我慢ができなくて、すぐに止めてしまい、本番に入った。終わった後、僕は訊いた。

「ねぇ、お風呂でちゃんと身体を洗ってる?」

 今思えば、けっこう失礼な質問なんだけど、それぐらい、ひどかったんだ。

「うーん、洗ってるよー」

 洗 っ て な い よ ね ? その後、ベッド上の会話でも、彼女はクンニされるのが好きだと言っていたが「そうなんだ」としか応えられなかった。

 数日後、メールで告白されたけど、丁重に断った。「僕は君専用のウォシュレットにはなれない」という本音は隠して。

 

 最後は、ユキの話。彼女はノリが良くて、下ネタ大好き。「あまりにもセックスがしたくて、車で40分離れた彼氏に『今すぐヤりたいから来い!』と電話で呼びつけた話」を面白おかしく話した。彼女は「いろいろな人とセックスして、自分に合う人を見つけたい。女としての経験値を上げたい」と嬉々として語った。

 それならば、と思ってギラついたのだが「付き合ってないとセックスできない」と、これまでと逆のことを、なんと90分もの間、グダり続けた。かなりの長期戦だった。

 そして、いざセックスになるや、とんでもないマグロだった。前戯中も、気の毒になるぐらい身体が震えていて、さっきまでの話はなんだったんだ!という怒りもあって、急速に気持ちが萎えてしまった。決して下ネタ話は、誘導したわけじゃない。自分に背伸びする必要なんかないのに、と残念に思っていた。

 しかも、した後で、やたらくっつくようになり「もう離さないよ」とか「ふたりの初めての夜だね」なんて、甘えた態度に変わったので、いよいよ僕はゲンナリした。もちろん付き合うなんて一言もいってない。

 一年以上前の話。今でも、たまに電話がくるけど取ってない。

 

  どれも一度は気に入ってたんだけど、途中で醒めてしまったパターン。その後、連絡はきたけど、おざなりにしたパターン。多少の遊び人なら身に覚えがありそう。

 

 上にも書いたが、こういう「付き合いグダ」をする女の子は「最終奥義」である身体によって、その男性との一時的でも未来を求める。けれども、こんなことをされてしまうと、たとえセックスしても、もう二度と会いたくない。今回は、わざと、ひどい例ばかり挙げたが(私的な経験だけど)大なり小なり、付き合いグダをする子って、本当にこういう子が多かった。セックスを条件に、交際の約束を得ようとする心境は否定しないけれど、そのハードルさえ超えてしまうと、平気で男性が幻滅するような行為をしてくる。女として隙を出す。そこは「甘いよ」って思うし、最終奥義も単なるムダ撃ちに終わる。

  僕は、男性として思うんだけど、いつも「君を抱きたい」って言葉の目的って、一時的には確かに身体なんだけど、本当は「その女性の身体」を通した、夜の出来事っていうか、ふたりだけの思い出が欲しいんだよな。そして、思い出が素敵に終わった人だったら、また会ったり、付き合ったりしたいんだけどなって考えてる。それは必ずしも「身体が先じゃないと付き合わない」ってことではないけど、口説いたり、ギラついてる最中、僕はそんなことを考えている。

 

  これは、ロマンチックなことを書いているわけではなくて、コミュニケーションの一環のことを書いているつもり。誰だって、ふつうに会話をしていて、いきなりハナクソをほじくってきたら幻滅するでしょう? 可憐だと思う女の子の部屋にいって、部屋が服でグチャグチャになっていたり、イビキをガーガーかかれたらイヤじゃない? でもセックスするって段にならないと、普通は一人暮らしの女の子の部屋になんか行かないし、朝まで一緒に寝たりしない。だから、そういうのってわからない。たとえ、デートをしたって、一緒にお酒を飲んだって、わからない。

 

  そのわからないうちから「付き合ってくれるなら貴方と今夜セックスしても良いです」って、男からしてみたら喉元にナイフを突きつけられた状態の言葉にしか捉えられない。男は「セックスする」って目的に加えて、女の子のプライベートを見たり、夜の女の子の振る舞いをみて判断したいって考えてる。少なくとも僕はそう。「そんなのズルい!」って思うなら誘いに乗らなければいい。それも含めての男女の駆け引きだから。

 

 たまに「ナンパをしながら理想の彼女を探している」って人がいて、僕はその気持ちがよくわかる。彼も「ふたりの思い出」が素敵だった子と付き合いたいんだなって思う。

 

   けれども「付き合ってくれるなら」グダをする子のなかには、後日、連絡が疎遠になった僕に対して「ほら!やっぱり私のことカラダだけだったんでしょ!?」って怒り出す。それは僕にしてみれば誤解なんだけど、もう会わない子の誤解をとく時間なんてムダだし、他の素敵な子を探す時間に使いたいから、せめてブログに書くよ。ごめん。やってみたらタイプじゃなかった。

 

  もし、これを女の子が読んでくれるとして、付き合ってもいない男がそう言ってきたとして、まぁ「する」ことになったとしたら、自分がセックス(カラダ)だけで見られているのではなく「一晩の思い出すべて」が男性の交際に対する判断対象になるってことを知っておかないと、その先なんかない。無論、女性側にだって、僕の夜の振る舞いを否定する権利はある。だからこそ駆け引きという表現は、きっと正しい。今まで僕がそうしてきたように。これからも、そうするだろう。

 

 駆け引きは朝まで続く。でも時には、本当に恋愛に発展することもある。僕と、僕の前の彼女の時みたいな。

 

 その思い出だけは、マジで恥ずかしいから書かないけどさ。